http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=3647 “正直かなりプレッシャーだった”映画初主演・福山雅治『容疑者Xの献身』完成会見(2008/09/22) 2006年の第134回直木賞を受賞したミステリー界の巨匠・東野圭吾原作の同名小説の映画化作品『容疑者Xの献身』が、ついに完成した。映画では、平均視聴率21.9%を記録したTVドラマ「ガリレオ」では描かれなかった天才物理学者・湯川学の苦悩と葛藤を、重厚な人間ドラマとして描き出している。 22日に行われた完成会見では、映画初主演となる福山雅治とTVドラマでも相性の良さを見せつけた柴咲コウ、本作で湯川と対決する天才数学者・石神役の堤真一、容疑者と疑われてしまう花岡靖子役の松雪泰子、映画は06年公開の『県庁の星』に続き2作目となる西谷弘監督が登壇。 「『ガリレオ』シリーズは1年以上に渡るプロジェクトだったので、湯川が自分の体の中に入ってきたようでした。映画が完成して感無量。“やっと(この日が)きたか!”という感じです」と福山の第一声に続き、柴咲は「ドラマ『ガリレオ』に関わっている最中に映画化の話を聞いたんですが、正直ショックでした。今、ドラマから、あるいは人気漫画から派生して映画化するケースが増えているので、“(ガリレオも)そういう風になっちゃうんだ”と」と意外な返答。だが、そのコメントには続きがあるようで、「でも、いざ現場に入ってみるとドラマとは全く違った雰囲気で、実際に完成した作品を観てみても原作を忠実に描いていてとてもよい作品に仕上がっているなと思ったんです」と笑みをこぼした。 その柴咲のコメントには監督も大きく頷き、「確かにヒットドラマや人気漫画が映画化へ・・・という図式はありますよね。でも、僕はやるからには1つの独立した作品にしたかった。ガリレオファンはもちろん、本作は原作ファンも大切にしようという想いで作りました」と自信満々に語った。 今回が「ガリレオ」初参加となる堤と松雪は、「“この映画に参加できて幸せだった”そう思える仕上がりでした」(堤)、「私は原作がすごく大好きだったので、参加できてうれしかったです」(松雪)と答えた。 天才物理学者VS天才数学者ということで本作が初共演となった福山と堤だが、息はぴったりのようで「対決というより男同士の友情が描かれています。認め合っている者同士という。彼(福山さん)のラジオはよく車を運転しながら聞いていたので、年齢もけっこう近いし身近に感じていたんですよ。お互い天才同士!みたいな(笑)。現場では僕、基本的にムダ話しかしないので、この撮影時も福山さんの役作りの邪魔になるんじゃないか?というくらいムダ話ばかりしていたような気がします」と堤が笑うと、「最初 は邪魔だと思いました。“この人、俺をつぶそうとしてる……”と。でも関西の普通のおっさんというか、馴れ馴れしいだけだとわかりました(苦笑)」と言い返し、マスコミ陣を大いに沸かせた。 また、本作で初めて容疑者役を演じたという松雪は「ヘビーでしたね。恐怖の感情に追い込まれてしまって、最終的には人を殺してバスルームでバラバラにするという夢まで見たんです。堤さんもちゃんと登場しましたよ」と内容とは相反する穏やかな表情で語ると、それを聞いた堤は驚き呆れた顔で「ちょっと頭が・・・」と頭のところで指をくるくるさせるジェスチャーをし、またもや周囲の笑いを誘った。 その後、映画のタイトル『容疑者Xの献身』にちなんで「最近、献身的にしたことは?」という質問が飛び出すと、キャストたちはそれぞれ「この作品に献身したんじゃないかな? 時間もかかったし、やっぱりずっと集中していたから気持ちの部分が大きいですかね」(福山)、「撮影中に男性キャストたちのちょっと卑猥な話に献身的に付き合いました。男社会で揉まれるってこういうことかと実感しました」(柴咲)、「雪山のシーンです。人間が飛ばされるくらいのものすごい吹雪で、“自分のために”穴を掘って隠れました。献身的に(笑)」(堤)、「ラストの靖子と石神さんのシーンが大好き なので、そのシーンに向けて全てのシーンを献身的に演じました」(松雪)と、コメントした。 そして、主演・福山が撮影を振り返っての今の率直な気持ちをこう語った。 「撮影中は夢中だった分だけビビらずに済んだけど、今振り返ると大変だったなぁと思いますね。僕以外の皆さんは映画の経験が多数あるのに、僕だけ経験なしで現場に来てしまったと思った時は、正直かなりプレッシャーを感じました。でも僕は来年で40歳なんですが、こういう仕事をこんなに長く続けられるなんて思っていなかったので、プレッシャーを感じられる仕事ができるって実は幸せなんじゃないかと考えるようになったんです。なので、このプレッシャーを楽しみながら、まぁ、実際は楽しむ余裕はありませんでしたが、気持ちを切り替えてやっていましたね」 最後に今後の映画出演の予定を聞かれた福山は、堤に促されて「フジTV、東宝の映画などを中心にやっていけたらと思います!」とジョーク交じりに答え、照れ笑いを浮かべていた。
今天「嫌疑犯X的獻身」於東京舉行了完成試片會。 這天來到現場的有福山雅治、柴崎幸、堤真一、松雪泰子、品川祐、西谷弘導演。在試片會之前先發行了記者招待會,讓演員接受訪問。 福山:「『偵探伽利略』已經製作了一年以上了,所以湯川好像是自己身體的一部份。能夠完成一部電影真的很感動。就像這天終於來到的感覺。」 柴崎的回答令人感到意外,她說:「還在拍『偵探伽利略』時就聽說要拍成電影,不過讓我大受打擊。因為現在愈來愈多從連續劇、或是人氣漫畫改編成電影的例子,沒想到『偵探伽利略』也這樣子…」 不過她後來還是笑著補上幾句「不過一進入片場發現這跟連續劇是不一樣的氣氛,而且看過實際的完成作品,讓我覺得這部電影是忠於原作的好作品。」 導演則是自信滿滿的表示「的確常有收視率高的連續劇或人氣漫畫常改編成電影。不過我既然要拍就要拍成是一部獨立的電影。當然不論是對偵探伽利略的Fans、或是嫌疑犯X的獻身的FANS我都想好好珍惜。」 首次參加伽利略系列的堤真一說「能夠參與這部電影很幸福、我是這樣子想而演完的。」松雪也表示「我非常喜歡原著,能夠參與真的很高興。」 因為劇裡還搞寫了對決的男性朋友之間的友情。而且是相互認同的朋友。 堤笑著說「我常邊開車邊聽福山先生的廣播,而且我們年紀又接近,所以感覺很親近。我們雙方都是天才(笑)。在片場,基本上我都只會說些無聊的話,所以在拍戲時,大概會成為福山先生詮釋時的障礙吧?突然發現我總是說些這樣子的無聊事。」 福山回「一開始真的覺得打擾到我了。覺得『這個人想毀了我…』,不過大概是了解了他不過是位來自關西的普通大叔,或是說我已經習慣他這樣子了…(苦笑)。」 在本作裡首次演出嫌犯的松雪則用很平穩的表情說「很沈動的故事呢。受到恐怖感情的影響,最後我還做了我殺了人,在浴室分屍的夢。當然堤先生也有出現哦。」 聽到她這麼說的堤則驚訝的指著自己的頭「那個腦筋…」。讓會場一片笑聲。 因為標題為「嫌疑犯X的獻身」,因此被問到最近獻身的事,福山表示「為了這部電影獻身吧?花了很長一段時間,而且必須一直集中精神。」 柴崎「陪在片場中的男演員們聊些下流的事。讓我在男性社會裡磨練了不少。」(聽說說最多的不是福山,是沒到場的北村一輝XD) 堤「在雪山的戲。暴風雪大到好像會把人吹飛一樣,想『為了自己』挖洞把自己埋進去。就獻身而言(笑)。」 松雪「因為我很喜歡最後靖子和石神的戲,所以就如同獻身般的把所有心思都投入那場戲。」 最後福山做結尾,「當時只是沈溺在拍戲中,一點也不感到害怕就拍完了,現在回想起來才發現真的很辛苦。除了我以外的演員們,拍電影的經驗都很豐富,只有我一人是沒經驗就來到片場,那時我所感到的壓力真的很大。不過明年我就要四十歲了,我沒想過這樣的工作可以持續這麼長的時間,能夠接到可以感到壓力的工作其實才是真正的幸福吧?我開始會這麼想了。所以一邊享受這份壓力,嗯…雖然實際上也沒有享受的餘力,不過卻可以讓我改變心情呢。」
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