映画:「子ぎつねヘレン」のロケ、オホーツク舞台に着々と /北海道


 オホーツクの雄大な自然を舞台に、聴覚、視覚、きゅう覚を失った子ギツネと、小学生の男の子や獣医師らの人間との交流を描いた映画「子ぎつねヘレン」(河野圭太監督)のロケが順調に進んでいる。15日には快晴の網走市の能取岬で、70人のスタッフが参加してラストシーンが撮影された。来年3月、松竹系で春休みロードショーとして封切られる。

 同映画は昨年春まで網走管内小清水町に30年住んだ獣医師、竹田津実さん(67)のエッセー「子ぎつねヘレンがのこしたもの」が原作。都会から母親の結婚相手の獣医師宅に1人で来た少年が道路脇で生後間もない子ギツネを見つけ、愛情を注ぐ。初めは、飼う事を反対した獣医師一家も、温かく見守るが、キツネはやがて旅立っていく。

 配役は少年が深澤嵐君(8)、母が松雪泰子さん(32)、獣医師が大沢たかおさん(37)、その長女が小林涼子さん(15)。会見で4人は「青い海、空、緑の木々、色鮮やかな草花。素晴らしい自然に感動しました」と話した。河野監督は「自然をバックに、心温まる愛の作品にします」と述べた。【水戸和郎】

毎日新聞 2005年6月16日

資料來源:
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/06/16/20050616ddlk01200229000c.html

arrow
arrow
    全站熱搜

    matsuyuki 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()