謎樣的女人＊松雪泰子＊

フジテレビ「ビギナー」（１０月６日スタート、月曜午後９時）の制作会見が２６日、都内で行われ、オーディションで選ばれたヒロインのミムラ（１９）オダギリジョー（２７）らが出席した。司法研修所を舞台にさまざまな境遇の男女８人が織りなす青春群像劇で、ものまねタレントとして活躍した若人あきら改め我修院達也（５２）がドラマ初出演する。


　我修院は６歳でデビュー以来、芸能生活４７年目で初の連続ドラマ。「ドラマは昭和３５、３６年ごろに出て以来。プロデューサーに感謝しています。ちょっと周囲から浮いているけど、普通にやっていますよ」と話した。


　また「ワイドショーでは連続して出ていたけどね」と、９１年３月に起きた失跡事件を笑いのネタにする余裕も。我修院は静岡・熱海市で釣りをしている間に行方不明になり、３日後に神奈川・小田原市で記憶喪失状態で発見された。当時は狂言説、家庭不和説が流れたが「外傷性健忘症と心因性健忘症」と診断された。先月、一部週刊誌に「失跡は北朝鮮による拉致か」と報じられたことについてはノーコメントだった。


　また、ヒロイン楓由子役に選ばれたミムラは「周りの方が心配してくださるような緊張はないのですが、役の中でどきどきしたりするシーンはあります」と話した。

［2003/9/27/00:01］

写真＝フジテレビ「ビギナー」に出演する前列左から奥菜恵、ミムラ、松雪泰子、横山めぐみ、後列左からオダギリジョー、北村総一朗、我修院達也、堤真一