SMAP中居が清張ミステリーの連ドラに挑む



 SMAPの中居正広(31)が、来年1月スタートのTBS系日曜劇場「砂の器」(後9・0)に主演することになった。松本清張氏の同名小説のドラマ化で、今回は時代設定を大きく変えた“平成16年度版”。中居は同局系「白い影」以来、3年ぶりの連続ドラマ主演となり、新春、新進気鋭の音楽家の役で新境地を見せる。




 バラエティーをはじめ幅広い活躍を見せる中居が清張作品に挑む。

 「砂の器」は昭和35年から36年にかけて新聞紙上で発表。49年には映画化され当時大ヒットしたミステリーの名作だ。

 今回は原作や映画の時代設定を大きく変更し、ハンセン氏病に関するくだりは一切出てこないという“平成16年版”。原作や映画では犯人を追いかける刑事・今西修一郎の目線で語られたが、初の連ドラ化となる今回は深い「宿命」を背負った男、和賀英良の視点で描かれる。

 中居は連ドラ出演は13年の「白い影」以来3年ぶり。同作品で天才外科医役をシリアスに好演したほか、昨年の初主演映画「模倣犯」ではクールな連続殺人犯を熱演し、役者としても確かな成長を遂げた。

 そして今度は主人公である新進気鋭の音楽家・和賀英良役に挑む。役者として新境地を開拓し、視聴者を魅了することになりそう。同局は「彼は意外な面をまだまだたくさんもっている。その一部を今回また少し出せたらいいと思っています。髪を振り乱し汗を浮かべてピアノを弾き『宿命』に挑みかかる中居正広をお楽しみに」と“ニュー中居”に期待を寄せている。

 共演者もズラリ豪華陣が出そろった。ヒロインは松雪泰子(31)で和賀の心の闇を次第に知っていく女性を演じるほか、ひたすら犯人を追い続ける今西刑事役は渡辺謙(44)が演じる。共演は武田真治、永井大、赤井秀和ら。


★映画「砂の器」(松竹)★

 野村芳太郎監督、脚本・橋本忍の社会派サスペンス。迷宮入りと思われた殺人事件を捜査するベテラン刑事と若手刑事の2人の刑事の執念と、暗い過去を背負い殺人を犯してしまう天才音楽家の宿命的な生い立ちを日本の四季を絡ませながら描いた。主演はベテラン刑事・今西役の丹波哲郎。若手刑事役には森田健作が演じ、犯人の天才音楽家に加藤剛が扮した。

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200311/gt2003111104.html

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