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恐るべし、“女優ビギナー”。10月6日スタートのフジテレビ系「ビギナー」(月曜後9・0)で一般公募からヒロインに大抜擢されたミムラ(19)が26日、収録を行っている都内のスタジオで心境を語った。「まわりの方が心配するほど緊張はしてません」「現場はおもしろい」と新人とは思えぬ強心臓。「ぼくよりベテラン?という感じ」と俳優、堤真一(39)ら共演陣も舌を巻いている。〔写真右:初々しさと度胸の良さとを兼ね備えたミムラ。秋のドラマで注目を集めるのは必至。同下:元OLや元官僚、主婦…バラエティーに富んだ司法修習生を演じる前列左から、奥菜恵、ミムラ、松雪泰子、横山めぐみ。後列左からオダギリジョー、北村総一朗、我修院達也、堤真一〕



 都内のスタジオ。ミムラは収録の合間を縫い報道陣の前に姿を見せた。司法修習生という役柄に合わせた薄茶のスーツでフレッシュな印象だ。


 モデル歴はあるものの芝居経験はゼロ。初心者として撮影に臨んでいる感想を「楓(役名)の方もわたしの方も2人そろっておどおどしてます」とはにかみながら答えた。ところが、「セリフを言う時の緊張感はないです」と取り囲んだ記者たちもびっくりの発言。「役の中ではドキドキしたりするシーンはありますが…。度胸がある? 鈍いんです」とケロリと言ってのけた。


 当然、ドラマの制作現場は初めて。芸達者な共演陣のやりとりを「観客になって見てしまう」と新人らしい言葉も漏らしたが、すかさず「新しいことに驚いていたらきりがない。ひとつひとつそういうものなのか、と納得しながらやってます」。19歳の新人女優とは思えぬ発言が相次いだ。


 収録は今月11日にスタート。1話分は、演出を手がける水田成英、川村泰祐両監督がマンツーマンで指導。台本の読み合わせをするなど、入念なリハーサルを行ったという。その後は通常通りの撮影が進行。8人の群像劇のため、全員による議論の場面が多く、収録は午前9時から午後11時に及ぶことも。ハードな現場だが、「体は大丈夫。(周囲から)『夜になると元気になる』と言われてます」と笑った。


 楓はOLから一念発起して司法試験に合格した頑張り屋。「おどおどしてるだけでなく信念の強さ、自分の主張ができるところがある」と分析し、自分も「そうありたい」というミムラ。ビギナーらしからぬ存在感で、秋のドラマ戦線を一歩リードしている。



★共演陣もミムラを絶賛


 ミムラ扮する楓由子の同級生となる司法修習生役の共演陣も取材に応じ、口々にミムラを絶賛した。スキャンダルで官僚をやめ弁護士を目指す桐原役の堤は「初めてって感じがしない。おれよりベテラン?って感じ(笑)」。熱血漢の羽佐間に扮するオダギリジョー(27)も「優等生な感じ。もっと暴れてもいいんじゃないかな。19歳で初めて芝居をやったにしてはレベルが高い。今後が楽しみ」と一目置いていた。共演はほかに松雪泰子、奥菜恵、横山めぐみ、北村総一朗ら。



★あの若人あきらも出演


 司法修習生8人の中に異色キャラが1人。かつて歌手、郷ひろみのモノマネで一世を風靡した若人あきら改め、我修院達也(52)だ。これが連続ドラマ初出演。実家が農家、コツコツと18年努力して司法試験にパスしたという田家(たけ)役について、「本人がまじめになればなるほど声のトーンも顔つきもテンションも上がってしまい、本人にはその気がないのに周囲の笑いを誘うという役柄。普通にはじけすぎないよう演じています」と語った。


http://www.sanspo.com/geino/top/gt200309/gt2003092703.html

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